今晩は

日曜日のブログ担当・ストーリーライターの清水です!

 

私がブログを書いたのがちょうど大晦日でしたので

一週間が過ぎたことになりますね.

 

2018年、最初の一週間はいかがお過ごしでしたでしょうか?

今年も成瀬印刷、清水美紀ともども何卒よろしくお願いいたします。

 

さて、月の最初は恒例の本の紹介。

今日は昨年読んで一番印象に残っている本の紹介です。

…と言っても、最後に読んだ本なのでそれで印象に残っているだけかもしれませんが。

でも、とっても心に響いた本なのです。

 

『自分をいかして生きる』

ちくま文庫から出ている本です。

 

私の友人で毎年100冊以上の本を読む人がいるのですが、

その人が紹介してくれた一冊。

彼の中での昨年のベスト3に入っている本でもあります。

 

中身は読みやすく、本の厚さも薄いのでさくっと読めてしまうのですが、

内容は裏腹に…深いです。

 

著者が数年前に書いたインタビューがメインの本を出しています。

今作はそれを受ける形で『働く』ということを語っています。

 

彼が感じる、プロフェッショナルは

『仕事』ではなく『自分の仕事』をしている人だそうです。

どういうことかと言いますと、

人に依頼された仕事でも「誰がやっても構わない」取り組み方を

しないでその人の魂を感じる仕事をしている人。

 

魂と書くととても大袈裟に聞こえるかもしれませんが、

仕事の中にその人を感じる。感じられる仕事をしている人。

仕事の中に何かがあるひと。

そのあるものが仕事を通して伝わってくる人

 

そのことについて1冊かけて書かれている本です。

インタビュー記事も載っていて、色々な角度から、

仕事を通して自分らしく生きることが書かれています。

 

ハウツー本ではないので、やり方は一切書いてありません。

そのような本を求めている人には向いていません。

ですが仕事に対して根本的に悩んでいる人には

漢方のようにじわりじわりと効いてくる本であることでしょう。

 

どう働くべきか、生きるべきかは他人が示すことはできず、

自分で見つけるしかなのです。

 

著者が仕事をトマトに例えている箇所があります。

実の部分だけを作ることはできない。

果実は一本の苗からできていて、

トマトとして食べるには作り手、

土壌、気象すべての営みからできていて、

私たちが口にしているのはそれら全てなのだ。

 

私たちが仕事と呼んでいるのは、

きっとその苗から育てる全てなのでしょうね。

成果物としてのトマトだけではなくて、

どれだけ多くの手間暇をかけているか。

そこに自分はいるのか。

 

まだまだの私では耳が痛く、かつ何度でも読み直したいと思った本でした。

 

人から仕事についての本を貸してほしいと言われたときに

ひとつの答えに近いものとして紹介できる本だと思います。

 

今年の一年の最初に読むにはとってもお薦めの本です。

ぜひ読んでみてください。

 

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