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印刷用語についてわからない場合には、こちらをご参考ください。
画像やプリンタなどのきめ細かさを表わす指標で、dpi(またはppi)という単位で表わされています。
dpiは1インチ当たりいくつの点(ドット)があるかを表わすもので、この値が大きいほど精細な画像を表現することができます。
ただし、画像データの品質を決めるのは最終的には全体のドット(ピクセル)の数であり、いくら解像度が高くても、用途的には限定されてしまいます。この画像のサイズを変更して大きく扱おうとしても、ドットの数は一定なので、解像度は逆に下がることになります。
画像の最も明るい(薄い)部分から最も暗い(濃い)部分までの変化の段階のことです。
たとえば白と黒だけなら2階調であり、一般的なコンピュータでは256階調(8ビット)まで扱うことができます。
RGBの各色についてそれぞれ256階調に変化させることができる場合、256×256×256で1677万7216色(フルカラー)が扱えるということになります。
黒1色を256階調で表わした画像モードのことです。
画像を構成するすべての点が白または黒、あるいはその間の灰色で表わされています。
ある色(濃度)から別の色まで、連続的に階調を変化させた表現のことです。
QuarkXPressやAdobeIllustratorなどのソフトでは、塗りつぶしの設定の一種として、開始色と修了色を指定するだけでグラデーションが実現できるようになっています。
picture elementを略して作られた言葉です。画像を構成する最小単位である「点」のことで、ドットや画素と同義です。画像を構成するピクセルの数は、解像度(単位はdpiまたはppi)×縦サイズ×横サイズ(ともに単位はインチ)で求められます。
写真の修正作業のことです。DTPでは、画像データに対して色の補正、汚れの除去、合成などの操作を行なうことをいいます。代表的なフォトレタッチソフトとして、Adobe photoshopがあります。
割合を変えて混ぜ合わせることによってあらゆる色を表現することができる3つの基本的な色のことです。
光の三原色は赤、緑、青で、すべてを混ぜ合わせると白にまります。
また、色材の三原色はシアン、マゼンタ、イエローであり、すべてを混ぜては、C、M、Yの3色だけでは完全な黒を表現することはできず、実際には黒のインクを加える必要があります。
画面表示や印刷時に、文字や画像の線がギザギザに見えてしまうような状態をいいます。
ドローグラフィックのオブジェクトやアウトラインフォントの場合はどんなに拡大しても滑らかに表示されますが、ビットマップ画像やビットマップフォントは、適正なサイズよりも拡大するとジャギーが発生してしまいます。
特色の色指定に使用される紙片のことで、通常、大日本インキ化学工業のDICや東洋インキ製造の指定紙に添付します。DICやTOYOのカラーモデルはAdobeIllustratorにも搭載されており、カラーチップと同じ色番号で指定することができます。
カラー印刷では基本的にCMYKの4色のインキの組み合わせによってすべての色を表現しますが、それとは別に使用する特定の色のインキを特色といいます。
CMYK方式では表現しづらい特殊な色を出すために使用するほか、1色や2色の印刷でも使用されます。通常、DICやTOYOなどの色見本帳から指定します。
CMYK方式による色表現をプロセスカラーと呼ぶのに対して、スポットカラーとも呼ばれます。
印刷の精度を表わす指標で、線状に配置された網点の1インチ当たりの数のことです。
単位は線またはIp(lines per inch)。線数が多いほどきめ細かな表現が可能になりますが、適正なスクリーン線数は印刷する紙や印刷方法の条件によってほぼ決まるため、一概に線数が多いほど仕上がりもよいとはいえでしょう。
印刷物を構成する細かい点、またはその集合のこと。通常、濃淡の階調は網点1つ1つの大きさの違い(面積)によって表現されてます。
モニタやプリンタなどの出力装置で、文字やグラフィックを表現する際の最小単位である「点」のことです。
モニタの解像度を表わす単位として、たとえば「640×480ドット」のように使われることもあります。ピクセル、画素というのもほぼ同義です。
インキのにじみなどが原因で、印刷された網点が版の網点よりも大きくなってしまう現象のことです。
ドットゲインが著しいと、印刷物は全体的に暗い印象にまります。
印刷の際に版ズレが生じると、色と色の間が白く抜けてしまう場合があります。このような事態が起こらないよう、隣り合う色のいずれかを少し拡張して、一部を重複させて印刷する処理のことをトラッピング(毛抜き合わせ)といいます。
なお、色が重なり合う場合に、バックになる色の重複する部分を白く抜くことをノックアウト(ヌキ)、抜かないで重ねて印刷することをオーバープリント(ノセ)といいます。
製版を行なうために作成された原稿のことです。DTPの場合、レイアウトソフトなどで作成したデータをイメージセッタで印画紙に出力して作成します。この版下を製版カメラで撮影してフィルムを作成しますが、現在はレイアウトデータから直接フィルムに出力する工程のほうが一般的になってます。
断裁の位置や、多色刷りの見当合わせのために印刷する印のことです。
通常、四隅と上下左右のセンターに刷り込まれます。十字の形がトンボに似ているところからこの名があります。
ページものの印刷物(書籍、雑誌など)で、ページの下部など版面の外の部分に印刷されるページ番号のことです。
校正紙のことです。DTPでは、編集・校正段階では、通常はレイアウトデータをPostScriptプリンタなどで普通紙に出力したものをゲラとして使用します。
統一的なデザインを持った文字の集まりのことです。コンピュータの用語としては、「フォント」とほぼ同義といえます。
また、1つの基本的な書体デザインをもとにして、線の太さを変えたり、傾斜をかけたり、装飾を施したりして作成した同じ系統の書体のバリエーション全体を、その書体の「ファミリー」と呼びます。
統一的なデザインを持った文字のセットに名前をつけ、1つのまとまったデータとして扱えるようにしたものです。
活字の時代にはある書体の特定のサイズをさす言葉でしたが、デジタルフォントの場合は1つの書体を自由に拡大、縮小して使えるため、サイズによる区別はなくなっています。DTPでよく使われる日本語のフォントには、大きく分けて明朝体系とゴシック体系のものがあります。
Adobe AcrobatでドキュメントからPDFを作成する際、使用されているフォントの情報をPDFファイルに同梱することです。これによって、そのフォントが組み込まれていないコンピュータでPDFファイルを開いたときでも、本来のフォントのイメージでドキュメントを確認・印刷することができるようになります。フォントのエンベッドともいいます。
アウトラインフォントの文字形状を表す輪郭線のこと。
AdobeIllustratorやQuarkXPressなどでは、ATMフォントやTrueTypeフォントの文字のアウトライン情報をもとに、その輪郭線の形のオブジェクトを作成することができます。この操作を、「文字をアウトライン化する」といいます。
2点を結ぶ曲線を定義する方法の1つ。開始点、修了点と。曲線の曲がり方を決定する方向点によって、曲線の形状が決定されます。PostScriptでは、フォントの輪郭を含むすべての線がベジェ曲線によって定義されています。
また、AdobeIllustratorやAdobe photoshopなどのグラフィックソフトでは標準的な機能となっています。
グラフィックデータの描画方式、またはその方法で作成されたデータの形式のことです。
グラフィックをドットの集まりとして表現するペイントに対し、線や図形などのオブジェクトを組み合わせることでグラフィックを構成します。ドロー系のグラフィックソフトで作成されたオブジェクトは輪郭線の太さや塗りつぶしの色などの情報を持っており、拡大・縮小してもジャギーが発生しません。
なお、この形式のデータはベクター(ベクトル)データとも呼ばれてます。代表的なドローグラフィックソフトとして、AdobeIllustratorがあります。
注文を受けてから、必要な部数だけ印刷することに適しているシステムのこと。
従来はコストと納期の問題で難しかったが、DTPシステムの発達とともにデジタル印刷機によって可能になりました。
版に凹凸のない平版のひとつで、現在、主流を占める印刷方式です。
使う印刷用紙の形により、枚葉機と輪転印刷機に大別されます。版に付いたインキを一旦ブランケットに転写し(off)、更にブランケットから紙に転写する(set)することからオフセット印刷と呼ばれています。
印刷(press)の前工程全般のことです。具体的には組版、製版、刷版といった作業ですが、さらにその前の企画やデザイン、編集段階まで含める考え方もあります。DTP環境の進化に伴ってこの工程もデジタル化が進んでおり、現在では「デジタルプリプレス」と呼ばれるワークフローが一般化しています。
また、DTPという言葉自体、DeskTop PublishingではなくDeskTop Prepressの意味で使われることもあります。
印刷用のフィルム作成のことです。台紙をそのまま撮影して刷版を作る「ダイレクト製版」と、できあがりのフィルムを集版していく「フィルム製版」があります。
印刷機にかけるために、金属、樹脂版、PS版に焼き付けた版のことです。
Computer TO Plateの略で、コンピュータで作成されたデータを、プレートセッタという機器を通し、直接刷版として出力するシステムのことです。ダイレクト刷版ともいいます。
フィルム出力の工程がカットされることで、短納期化やコスト削減などにつながるとともに、版の精度も向上します。
EPSFはEncapsulated PostScript file Formatの略で、「カプセル化されたPostScriptファイル」という意味です。
Adobe IllustratorなどのPostScript形式のグラフィックデータ(PostScript言語で記述されたデータ)と、ページレイアウトソフトなどに貼り付けられた際、確認用に表示するためのプレビューデータが、1つのファイルに収められています。
joint Photographic Expert Groupの略で、画像データの圧縮に関する規格を検討するために発足した団体のことです。
または、この団体によって制定された画像圧縮方式、あるいはこの画像データのことをいいます。
フルカラーの画像を高い圧縮率で保存できることから、Webページなどでよく利用されています。
ただし、不可逆圧縮方式であるため、圧縮率を高くするほど、画像の品質は劣化します。
Tagged Image File Formatの略。EPS形式と並んでDTPではよく利用される画像フォーマットで、スキャニングした写真データなどはTIFF形式で使用することが多いです。フルカラーとCMYKに対応しており、データの圧縮も可能です。
Portable Document Formatの略。Adobe Acrobatを使って作成されるファイル形式、またはそのファイルのことです。
あるアプリケーションで作成したドキュメントをPDF形式で保存することで、元のアプリケーションがない環境でも、Adobe Readerという無償のソフトを使ってその内容を確認したり、印刷することが可能になります。
現在、Web上でドキュメントを公開する際のデータ形式として広く利用されています。
Adobe Systems社が開発したページ記述言語で、DTPのワークフローでは中心的な役割を果たしています。
PostScriptで扱われるデータの内容は、基本的には点の集まりではなく線や図形の組み合わせとして定義され、文字もそれぞれがアウトライン情報を持っています。Adobe Illustrator上で描画したグラフィックデータも、内部的にはPostScriptの言語データとして、テキスト形式で記述されています。
こうしたソースデータをPostScriptインタープリタが解釈し、出力装置の解像度に応じたビットマップイメージに変換して出力を行なうことで、どんな出力機でも美しい出力を得ることができます。
FileTransferProtocolの略で、TCP/IPプロトコルで接続されたネットワーク間でのファイル転送プロトコルのことです。WWWで用いられるHTTP、メールで使われるSMTPやPOPなどと並び、インターネットではよく利用されています。
ネットワークに接続された外部のコンピュータ(特にサーバなど上位のコンピュータ)から、自分のコンピュータのディスクにデータやプログラムを取り込むことです。
反対に、自分のコンピュータからネットワーク上のサーバなどにデータを送信することはアップロードといいます。